8月19日(日)に第3講が開催されました!
講座が始まる前に、前回欠席された方向けの補講です。
左側面で、反対側にも前回の資料が貼られており、囲まれた中で始まりました。
6時間かけて行った第1講・第2講の内容を、凝縮して1時間でお伝えしたので、みなさん頭がいっぱいになりつつも、どんなことが話されたのか、特に大切なところはどこか、だいぶ飲み込んだ様子でした。
今日の講座も体を軽く動かし、リラックスした状態で始まります。
今回は、エアギター日本大会2位の実力を持つ、ファシリテーターのながやんより、エアギターを使った準備運動です。
みなさん恥ずかしさや戸惑いの表情を浮かべながらも、ノリノリにエアギターを鳴らしておりました。
その後、バースデーチェーンと呼ばれるアイスブレイクを行います。
言葉を発さず、誕生日の順に大きな円を描くゲームです。
指で数字を表現したり、表情でお互いのコミュニケーションをとっていきます。
1月生まれの人から順に自分の誕生日を発表していき、無事に最後までノーミスで円を作ることができました〜
それでは、本編スタートです!
今日の目的
① 地域の資源を考える
② 地域課題の相関関係を把握する
③ 霧島の資源と課題を考える
地域の資源と言えば、大きいものや外から見て評価の高いものなどが上がりやすいですが、まずは、自分の身の回りのことを考えるところから始まりました。
テーマは「この町で暮らす私の幸せな時間」についてです。
たくさん出て来た言葉を、今度は、ひとつひとつ付箋に書いていきます。
始めは、「何があるかな?」「どんなことに幸せを感じるのかな?」とペンが進まなかった方も、時間が経つにつれ、あれも、これも、と楽しそうに書いていました。
「あそこのお店のカツカレが美味しいんだよ!」
「県内も県外もアクセスが良いよね!」
「おもしろい人が集まるイベントがあって楽しいから、みんなにも来て欲しい!」
など、多くの具体的な意見が出て来ました。
資源が出されたところで、特別講師 KagoshimaniaX の中園さんのお話です。
テーマは「まちの見つめ方」
お話を聞いたことで、先ほど上げたまちの資源を、違う視点で見ることができ、グループの話は一層白熱しています。
次に、資源とは逆のまちの課題について考えました。
テーマは「暮らしのちょっとしたストレス」です。
「渋滞が辛い、、、」
「子どもを見かけるのが少なくなった!」
「だけど、保育園に入れない、、、」
「免許を返したら、買い物どうしよう、、、」
などの意見が出て来ました。
課題がたくさん上がってきたところで、ながやんより質問です。
『少子化って課題ですよね。
では、あなたは子どもが少ないことで、どんなことに困っていますか?』
みんな、すぐには答えられませんでした。
その課題に対して、自分は何に困っているのか?を考えることで
より具体的なターゲットを考え、求められていることを、なるべく明確にすること。
また、課題解消には、根本治療と対処療法の2つのアプローチがあることを学びました。
今日3時間かけて、まちと自分と向き合って出て来た「資源」と「課題」を並べ、霧島の全体を俯瞰します。
この中でも特に自分が扱いたいテーマを決め、その課題を解消するための取り組みを考えて行きます。
本日で2回目の「きりしまswitch」ですが、
休憩や講座終了後の受講生の交流も多くなって来ました。
次回は9月9日14:00~です。(13:00~補講)
それまでの宿題は、こちらです。
・資源の現場に行き、活用のアイディアを考える
・課題を1つ選び、10人に話を聞く
前回の宿題は、こちらでした
「自分の取り組みたいテーマを定め、地域の人に聞き取り調査を行う」
目標;10人 提出方法:レポート1枚以上
ほとんどの方が宿題を実行し、丁寧なレポートを仕上げてくださいました!
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