きりしまSwitch「横川未来研究室」第6講〜伝え方を学ぶ〜

 

1月23日(木)19時〜、横川健康温泉センター2階にてきりしまSwitch「横川未来研究室」第6講〜伝え方を学ぶ〜を開催しました。

 

夏に始まった「横川未来研究室」も残すところあと3回。

今回の講座では、2月の報告会に向けて”伝え方のコツ”を学びました。

 

当日の様子をご紹介します。

 

人前で話すときに使える3つの極意

 

プレゼンテーションに限らず、何かしら人前で話す機会ってありますよね。

 

仕事の会議・PTAや自治会などの地域活動などなど…

 

そういう時、どんなことに困りますか?

 

「うまく話せない」

「皆が話を聞いてくれない」

「途中で脱線する」

他にもいろいろと困りごとがあると思います。

 

では、プレゼンが上手い人はどうやってその困りごとを解決しているのでしょうか??

 

今回の講座では”3つの極意”と称して、以下のコツをお伝えしました。

 

極意その1:練習する

 

いやいや、それは当たり前でしょう。

そう思いませんでしたか?

 

そう。当たり前のことなのですが、時間がなかったり後回しになっていたりで、意外と十分な練習をせずに本番に臨むという方が多いのです。

 

人前で話す時は誰でも緊張しますから、練習が足りていないと話の途中でテンパってしまったり、話が脱線してしまったりと、失敗しがちなんですね。

 

”ちゃんと練習する”というのは地味ですがとても大事なことなのです。

 

例えば本番の持ち時間が2分間なら、練習でも実際に2分間話してみる。

そうすると、「この部分はちょっと長いな」「ここは大事なことだからゆっくり目に話そう」など、改善案が出てくるのです。

 

2分間の練習を10回行っても、かかる時間は20分間。

それだけ練習すれば、本番でも失敗する確率はかなり減りますよね。

 

極意その2:イメージの力を借りる

 

”イメージの力を借りる”とはどういうことかというと、”言葉だけじゃなく視覚でもわかる工夫をする”ということです。

 

例えば、「プレゼンは熱量が大切です」ということを伝えたい時。

以下のどれが一番印象に残るでしょうか?

 

  1. 真顔で、それまでと変わらない声のトーンで「プレゼンは熱量が大切です。」と言う。
  2. 表情をつけ、勢いのある大きめの声で「プレゼンは熱量が大切です!!」と言う。
  3. 表情・声の勢いと共にジェスチャーをつけ、スライドには炎のイラストを貼り付けて「プレゼンは熱量が大切です!!」と言う。

圧倒的に③が一番、印象的ですよね。

 

伝えたいことを表すイラストを描いたり、写真を見せながら説明したり、表情や声のトーン・仕草(ジェスチャー)などを変えながらプレゼンをすると、視覚からも情報が相手に伝わるため、話の内容が伝わりやすくなります。

 

極意その3:冒頭で興味を引く

 

さあ、今から話すぞー!という時、どんなことから話し始めますか?

 

実は何かを人に伝える時、話し始めの数秒で相手に興味を持ってもらうことがとても重要なのです。

 

映画の予告編のような感じで、自分がこれから話す内容をぎゅっと凝縮させて最初の一言にすると、相手に「その話聴いてみたい!」という気持ちを起こさせることができます。

 

さらに、人が興味を持ちやすいポイントを踏まえて、話し始めの最初の一言をつくれると、相手は一気に話に耳を傾けてくれますよ。

 

<人が興味を持ちやすいポイント>

  • ここだけの話〜〜(例:誰にも話したことはないんですが、実は横川で〇〇なことできたらいいなーって考えてたんです。だから、△△やってみました。)
  • 相手と自分との共通点を話す(例:横川に住んでると〇〇なことって困りませんか?僕も同じこと困ってて、なんとかならないかなって思ってたんです。△△なことできたら、嬉しいですよね?)
  • クスッと笑えるエピソードや意外なエピソード

こういったポイントを踏まえながら、自分がこれから話す内容をざっくり紹介できると、「お?ちょっと面白そうだな。聴いてみたいな」と相手の興味を引くことができますよ。

 

冒頭のつかみ、視覚的なイメージ、そして繰り返しの練習が話の質を上げる!

 

講座の途中、実際に”私のおすすめランチ”をテーマに視覚で伝える練習をしてみたり、プレゼン講座を踏まえて2月の報告会に向けたチーム打ち合わせを行ったりしながら、第6講が終了しました。

 

次回以降のご案内

 

次回は2月20日(木)19時〜、横川公民館2階大会議室にて活動の報告会を行います。

 

8月から始まった「横川未来研究室」。

12月からはチームに分かれて横川町に関わる企画を進めてきました。

次回の報告会では、各チームの企画の様子を発表し、これから目指す横川町の姿について会場全体で考えます。

 

報告会は一般の方の観覧も受け付けております!

関心のある方はぜひ足をお運びくださいね。

 

本件に関するお問い合わせ先

主催:霧島市役所 企画政策課


   〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3丁目45-1

   TEL 0995-64-0914

 

運営:一般社団法人鹿児島天文館総合研究所 Ten-Lab

   〒892-0831 鹿児島市船津町 1-11

    TEL 080-2785-4563

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