きりしまSwitch横川未来研究室〜報告会〜

 

2月20日(木)、横川公民館にて「きりしまスイッチ横川未来研究室」での活動の様子を発表する報告会を開催しました。

 

当日は約20名の受講生の方々が参加、そして約15名の横川の地元住民の方々も観覧にお越しいただき、とても賑やかな雰囲気の中、会が進みました。

 

会場全体での自己紹介タイム

 

昨年8月からの約半年間、20名前後の参加メンバーで活動してきた横川未来研究室。

 

その様子を発表する報告会には、横川の地域づくりに関心の高い地元の方々が約15名、一般観覧にお越しくださいました!

 

そこで、講座参加者・地元の方々合同で3〜4人のグループを作り、自己紹介を行いました。

 

  • 普段やっていること
  • 最近あったよかったこと
  • 横川への想い
  • この半年間でやってきたことや、関心がある地域の活動
  • 今日の報告会に期待すること

など、横川についてのことを、地域や世代関係なくざっくばらんに語りあう場となりました。

 

 

横川未来研究室4つのチームからの活動発表プレゼン

 

横川未来研究室では、後半の3ヶ月間、講座参加者でいくつかのチームをつくって、横川の地域づくりに関わる企画をつくり、実行してきました。

 

今回の報告会では、以下の内容を中心に4つのチームから活動発表のプレゼンテーションが行われました。

 

<各チームのプレゼンテーションの共通項目>

  • 取り組んでいるテーマの紹介
  • そのテーマで解決したい横川の地域課題
  • 目指したい理想の状況
  • 最初の一歩として今回やってみたこと
  • 次にやりたいことや協力してほしいこと

 

1チーム目:横川駅で写真展チーム

横川の成人式やイベントなど、さまざまな出来事の写真を撮って展示することで、横川を訪れる方々や、普段交流の少ない若い世代の地元の方々に、もっと横川の魅力を伝えたい!

 

そんな想いから、横川駅に写真の展示コーナーをつくり、駅舎で開催された成人式とひな祭り展示の写真展を行いました。

 

よく見かける表舞台だけの写真ではなく、裏方であるスタッフの準備中の様子や本番中の表情、成人式を見守る新成人のご家族の表情など…催し物に関わる横川の地域の皆さんの想いがかいま見える、温かな雰囲気のある企画になりました。

 

次回は桜が満開の丸岡公園を撮影し、展示するとのこと。場所も駅だけではなく、横川の商店街のお店などにも展示させてもらうことで、横川の町を歩いてほしいという願いもあります。

 

 

2チーム目:横川キャンプチーム

 

横川の自然を体験しながら、横川の地域の方々、そして子どもからお年寄りまで様々な世代の方々と一緒に語り合いたい!

世代間・地域間交流をしながら横川の未来を考えたい!

 

そんな想いから、「まずは横川で地域の方々を誘ってキャンプをしてみよう」と生まれた企画です。

 

キャンプをすると決めたのはいいものの、実際に場所を探し始めたら予想外に難航…

「横川に泊まる」「横川町内でテントを張れる場所」をいう視点でいつもの町をみてみると、これまで気づかなかった新たな課題や発見がたくさんありました。

 

そこで”最初の小さな一歩”として考えたことが「丸岡公園のバンガローに泊まって、みんなでバーベキューをしながら横川について語りあう」こと。(丸岡公園はテントNGのため、備え付けのバンガローをまずは使ってみることに。)

 

3月7・8日の土日で計画していましたが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、初夏ごろを目標に開催を考えています!

 

3チーム目:空き家活用チーム

 

横川町内に増え続ける空き家を活用して地域内外の方々が集い語り合える場にすることで、空き家問題を解決したい!

 

そんな想いから立ち上がったこちらのチーム。

第一工業大学で建築を学びながら、兼ねてからゼミ活動で横川の空き家再生に取り組んできた4年生の学生さんがリーダーを勤めました。

 

これまでの活動と今回の横川未来研究室の取り組みをつなげながら、「初めての方も楽しく気軽に参加できるDIYワークショップ」の企画を計画しています。

 

第一工業大学の学生さんたちは今後も空き家再生の現場として横川に継続的に関わっていかれるそう。

若い力が、地域に風をお越す雰囲気を感じました!

 

4チーム目:酒屋で角打ちチーム

 

リラックスできる気軽な雰囲気の中で、自由に語り合ったり、町のことを話したりする機会をつくりたい!そして商店街を活性化したい!

 

そんな想いで立ち上がったこちらの企画。

横川駅前で酒屋さんを営む方がチームにいらっしゃり、その店内や店奥の石蔵を拠点にできないかと考え、話が進んでいきました。

 

話し合いの中でたくさんのアイディアが生まれ、「じゃあ実現するにはどうしたら良いか?」を常に考え、悩みながら、「まずは不定期でもいいから、継続してできる形でやってみよう!」と動き出しました。

 

少しずつ、確実な一歩を日々のなかで積み重ねています。

 

まとめ

 

今回発表した4つの企画は、どれも町の課題を解決するための小さな一歩です。

 

一見、とても小さくて、理想までは程遠いように思えてしまいますが、この”確実な小さな一歩の積み重ね”が地域づくりの為には一番重要だと考えています。

 

横川町に想いを持つ一人ひとりが、自分に無理のない範囲で地域のためのチャレンジを続けていく…

すると、その周りの方々も触発されて、少しづつ小さな一歩の輪が広がっていきます。

 

いろいろな人の小さな一歩が横川の町中に溢れて、皆で理想に向かって一歩一歩歩いていけるような、そんな地域づくりをこれからも目指していきたいですね^^

 

次回以降のご案内

 

次回はついに最終講!

横川未来研究室のこれまでの半年間を振り返ります。

 

個人として、どんな発見があり、これから町とどのようなかかり方をいていきたいのか。

そしてチームで動いて、生まれた価値や学びなどを振り返り、しっかりと自分の今後につなげる時間です。

 

3月19日(木)19時から、横川公民館にて開催します!

 

本件に関するお問い合わせ先

 

主催:霧島市役所 企画政策課


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